人生が変わる本

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)

これはすばらしい。
昔、一世を風靡したというB&Bの島田洋七の少年時代を描いた作品です。
何か悩み事があるときに読むと、「なーんだ、自分の悩み事ってこんなにちんけなモンだったんか」と思わせてくれます!!
最初は現代社会のダイレクトな風刺から入るんですけど、これは自分的にはすごく当たってると思います。
例えば、好きな服を買ってもらえなかったり、ネズミーランドに行かせてくれないから親を尊敬しない、とか。
確か去年かなんかに、泉ピン子がばあちゃん役でドラマやってたっけ。
アレは少年時代を描いただけでつまらなかったけれど。
一部名言を書かせてもらうと、


「ばあちゃん、通信簿1と2ばっかでごめんね」
「平気平気、足したら5になる
「成績って足しても平気なの!?」
人生は総合力


こんなテンポで話が続くんですけど、最後はやっぱり泣かせてくれますね。
話は読んでみてからのお楽しみ。
現代社会を諦めてる人にこそ読んでもらいたい本ですね。