哲学的に思うこと。

某巨大SNSやってみて思うこと。
日記付けてる側は、コメントを付けて貰おうと頑張る。
読む方は、コメント付けて自分に振り向いて貰おうと頑張る。
そういう人が多いということ。
それを別に批判しようとは思わないし、それで満たされるなら良いと思う。
自分はといえば自己満足でやっているものだから、
ブログでもmixiでも自分の生活の一部を見せてるに過ぎない。
だから無理してコメント付けたり、付けて貰おうとは別に思ってはいない。
それが私にとっての全てではないと、今は思っているから。
もちろん、コメントを付けて貰うのは嬉しい。
一時期はコメントの中毒性で、その事ばかりに気を取られていた時もあった。
自分の考えに同意してくれたのがとても嬉しかったから。
それで勝手に、その人は自分の心の支えになると思い込んでいたから。

でもネットでは、現実では知られたくない内なる自分の方を書いている。
顔を見られないと匿名性を良いことに、仮面を被っている自分の方。
そして、それに甘んじて自分本来をさらけ出している自分…。
だから私は、マイミク募集中〜とか書いていても実は不安なのだ。
ネットだけでは、相手がどういう人なのかわからないから。
多少の付き合いがあれば別だが、全くの赤の他人とは特に…。
その人が、『私』に侵害してくるんじゃないかって思う時があるから。
そうではない、ただ知り合いたいだけなのだと分かってはいるけれど…。

mixiは出会いがあるって言うけど、私にとってそこで全てをオープンにするのは出来ないと思う。
はっきり言ってしまえば、他人が…相手が怖いから。
知れば知るほど、相手の嫌なところしか見えなくなったから。
そして、その人を排斥しようとする自分に気づいたから。
自分に『害』を加えないように。
自分に素直でいたいから。
また、一人の時の心地よさに慣れてしまったから。
自分が傷つきたくないから。
自分に嘘をついて生きることが耐えられないから。
自分を偽って人と付き合うよりは、自分に合う人といる、あるいは一人でいた方が気楽だから。
…友達とは何なのか、真剣に悩んでしまう。
ニュアンスに困るときもある。
あの人の説明…友達？クラスメート？知り合い？違う気がする。
もっと違う中途半端な、適切な言葉はないのか…と。

友達作りの上手い人、広く浅くの人には理解できないかもしれない。
でも、私とはそういう人なのだ。
自覚はしていないが、実は顔色を伺って生きている。
それが良いのかは、自分でもわからない。
おそらく、他人にも分からないだろう。
ただ深く、自分自身をまとめてみた結果だ。
大人とも子どもとも言い難い、中途半端な自分を…。
……ただ逃げているだけかもしれない。